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2006年10月12日 (木)

避妊手術覚え書 1

今回のさくらの避妊手術、わたしは長い人生の中で一番悩んだと言っても過言ではありませんでした。

平均寿命、そろそろ折り返し点(^^;)というこの歳になって

あわや就職浪人か?となったときよりも悩みました。それどころか結婚を決めたときよりも真剣に考えました。

それはなにも、わたしの脳みそが人よりツルッピカなせいではなくさくらに対して人並みの愛情を持っているからだと思います。

つまり、わたしと同じように迷い悩んでいらっしゃる方が大勢いるということだと思います。少しでもそういう方たちの参考になればと思い、さくらの避妊手術前後の様子を記録しておこうと思います。

長くなると思いますので、毎日の日記とは別に、本日から少しずつ更新していきます。

興味のある方だけ、読んでみてください。

「手術当日まで」

悩みました。手術を受けさせるべきかさせないべきか・・・

毎日、いえ枚時間、毎分、とにかく瞬間瞬間で考えが変わり本当に苦しみました。

それはもう理性と感情のせめぎ合いですから、誰かにどうにかしてもらえるものではなく、どんなことをしても自分で決着をつけなくてはならないのです。それが分っていながら出来ないもどかしさに何度も泣きました。

人間のように経口避妊薬なんてあるといいのに、とか、卵巣と子宮が脱着可能ならいいのにとか・・・正直メチャクチャなことを考えたりもしました。

避妊手術に病気予防効果が伴わないならば何も迷うことなく手術は受けず、発情期は家から出さないと決められたのに、どうして病気予防効果なんてあるのよ!と腹を立てたこともありました。

そうこうする内にはじめてのヒートを迎えてしまい、それはさくらにとってとても辛い状態のようでした。神経が昂ぶり、いつも以上にピリピリとしている状態が2か月近く続いたのです。たぶん、どちらかというと症状の重いほうだったと思います。

これから年に2回、こんな辛い時期を過ごすのかと思うとかわいそうで、手術を受けさせようという方向へかなり気持が傾いたと思います。

それでも、さくらの赤ちゃんが欲しいと言ってくださる方があったりすると心は大きく揺れました。

医療に100%はない、それは人間も犬も同じです。そういった意味のことをお医者様に言われた時も不安で心が揺れました。病気の治療のための危険ならともかく健康な体をわざわざ危険にさらすなど愚の骨頂のように思えました。

それと同時に妊娠・出産にも命の危険は伴うという事実も分っていましたから、やはり決断は出来ません。

結局、自分達の経済状態や自身の体調を考え、さくらの病気予防のことを考え、手術を受ける決心をしましたが、色々と悩み迷ったことのすべてに決着が付いたわけではありません。

手術の予約をしてから当日まで、日に一度は泣きました。その都度

予約をキャンセルしようか?という夫の言葉に首を振り、胸の内でさくらに謝りました。

前夜、何も知らずにいつも通り眠りについたさくらを見ていると、わたしたちを信じきっている子を裏切ろうとしているような気がして涙が止まりませんでした。

わたしの迷いと苦しみは、そのまま夫にもあったと思います。人生半分終わらせたような大の大人が2人、最後まで自分達の決断に自信を持てないまま、手術の当日を迎えたのです。

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コメント

チコが手術を受けた時の、自分の日記を見てるようでした。
私も手術前夜は可愛いチコの寝顔を見ながら「ごめんね」と呟いたものです。
今から、ワンコの手術をどうしようか・・・
と迷っている方に読んで欲しいな。

投稿: チコママ | 2006年10月12日 (木) 21:33

>チコママさん
 結局、結論はそれぞれが自分で出すしかないのだけど
 みんなが確固たる意思を持ってキッパリと決心したの
 ではないと分るだけでも、気持が安らぐかな?と思って
 自分が悩んだり迷ったりした過程から記録しておこうと
 思いました^^;優柔不断を宣伝するようなもので
 恥ずかしいんですけどね(^^;;

投稿: Akiki | 2006年10月12日 (木) 23:53

避妊手術をこれから受けようと思う私どもにも
深く受け止めなければならないと改めて
教えて頂いたような気がします。
AKIKIさんのさくらちゃんへの愛情の深さが
伝わりつらいですね。ただワンコには飼い主の
悲しさ、うれしさが伝わると言われてますので、
AKIKIさんご家族も明るくさくらちゃんと
接してあげてください。

投稿: かず | 2006年10月13日 (金) 09:19

医療って自分がこうと思ったら信じる事!!
要するに信頼関係が成り立つかどうか…
これが一番なんですよ
悩んだ結果、決断し実行されたAkikiさんはすごいと思います
新しい一歩を踏み出したのだから さくらちゃんにもAkikiさんにも
手術を受けて良かったメリットの方が大きく反映されるのではないでしょうか??
今はさくらちゃんの体調回復を祈るばかり!!
Akikiさんもがんばって\(^0^)/

投稿: めぐりん | 2006年10月13日 (金) 10:25

>かずさん
 小雪ちゃんも決断の時期ですね
 数学のように答えがひとつではないのが辛いけど
 いっぱい悩んで小雪ちゃんに一番いい道を見つけて
 あげてください
 かずさんとNAOさんならきっと見つけられますよ。
 なにしろ小雪ちゃんのこと愛してますものね^^

>めぐりんさん
 自分のことならこれと決めてその道を突き進むのは
 意外と簡単なのにね^^;
 言葉の通じないさくらのことになると途端に迷いが
 生じます・・・でも、もうこれからは手術をしていいと
 思うことだけに目を向けて行かなくてはいけませんね
 がんばります。

投稿: Akiki | 2006年10月13日 (金) 10:41

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